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ONE
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作詞 Sin |
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ありふれていく 花の色は
どんなものよりきれいで
小さなつぼみが 今咲かんと
片隅で動いているのに
いつの間にか遠くなった距離
目をそらしたくなるほど
突き刺さるのは 現実の風
少しの距離が締め付けるように
胸を苦しめる
青い世界に映しだされた姿
本当の姿なのに
枯れ果てた感情 切なくて
あの夕焼けに のまれていく
それがとても素敵だった
だけどいつでも 付きまとう
幾千の眼差しが
好奇という凶器にさらされて
奪われたものは理想郷
問いかけてみても 無言の返事
確かめてみて その手でその目で
その温もりを
果てしない道はそれだけじゃ
ないんだってことを
こんなくすんだ世界で 感じて
流れ星に乗せてこの暗闇 乗せていきたい
いつかつぼみは 明るい日差しの中で
花開くこと 願って
本当の笑顔がどうしても見たくて
さらけ出した
つらくて苦しい記憶だからこそ
少しの雫が欲しい
それさえを包み込んで 一人になりたい
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