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Umbrella
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作詞 Sin |
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足の先まで冷え切った
その小さな体は
愛を求めてさまよって
そして恋い焦がれてた
冷たい雨が降りしきる
もう止みそうにない
傘なんてどこにもないから
木々の下で眠る
枯れ葉が舞い降りて片目に落ちる
そして見え始める
失くしたい想いがあって ここまで来たんだ
雨の日も嵐の日も
太陽はあんなにもここに 日差しをくれた
それなのにどうして 雨なんか降るんだろう
泣きやんだ空はまだ
雲で覆われていた
立ち上がって空を
見上げて見下ろした
ただ待つだけで何もしていないけれど
雨がまた降り始め
不思議な話なんだけど 何故か温かい
ものが頬を伝って
木々の間から落ちる その少しの雨は
かき消してくれない 傘なんて持ってないのに
遠くから歌が聴こえる
澄んだ声の歌が聴こえる
よく聴いたら その言葉は
自分の名前だった
失くしたい想いがあって ここまで来たんだ
雨の日も嵐の日も
そしてたどり着いた場所は 濡れた頬を
触ってくれる人が いる木々の下だったんだ
足の先まで冷え切った
その小さな体は
愛を求めてさまよって
そして恋い焦がれてた
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