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期限切れの冷凍食品
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作詞 まっくろ |
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僕は悲しい食品さ
ガンガンに冷えた食品さ
カンカンに怒る元気もない
僕は冷凍食品さ
気付いたときには 閉じ込められていた
冷凍庫のなか 暗くて生臭い
袋詰めされた僕は
取り出されることなく
片隅に置いてある
扉が開くと僕は片隅にいても
少しの光を浴びることができる
光った瞬間仲間は光から伸びた手に
持っていかれる
そして、扉はまた閉まる
扉はまた開く
また閉じる
仲間を失う事になれたのか
光を恐れなくなった
新しい仲間も
結局、仲間じゃなかった
冷え切った僕は
悲しい運命
誰にも拾ってもらえないよ
誰の目でも冷たくさしてしまう
冷えて固まったキゲンの切れた
悲しさのパックされた食品さ
僕は冷凍食品さ
人間が工場で
やたらに生み出している
僕は悲しい食品さ
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