|
|
|
青い風船
|
作詞 焔流 |
|
「ねぇ あれ欲しい!」
僕の肩揺らす君は言った
幼いなぁ そう思いつつ
青い風船に手を伸ばす
サインペンのキャップくわえ
描きにくいその用紙なんかに
相合傘なんて書く君の
おぼつかない手 眺めてた
バイバイ!その手振る公園前
正午過ぎの夏景色
大げさな君 はにかむ僕と
また出会えるさ それなのに
君と居たら幸せだった
理論じゃない ただ自然なこと
愛しい人に捧げたい夢
君が死んだ 知らせ来るまでは
駆けつけたらもう遅かった
目を閉じた君 手振らない君
”交通事故”だとか そんなことよりも
君は死んだ 僕も死んだ!!
バイバイ!そんなの言えるのか!
突然何で消え行くの!
大げさな君 はにかむ僕が
とても悔しくて!それなのに・・・
公園前の川沿いのスミ
太陽落ちる夏景色
僕は泣いてた 果ても知らない
大げさでもないホントの涙!
空を見上げ 映る雲影
一つ 浮かぶ 歪む モノ
あの時の君の風船だ
赤い空で やっと見えた!
相合傘が見え隠れする
君の最後の僕への言葉
かな・・・!
バイバイ!僕の愛しき人よ
置いてけぼりの風船と僕
天に届いて欲しい あれだけは
君に忘れられたくないから!
僕も 忘れないから
君と出会えて幸せだった
過去話じゃない 今でも
僕は生きる 君と共に
君はいつでも そばに居るから
でも ほら
大げさかな?
|
|
|