|
|
|
檸檬
|
作詞 木月奈央 |
|
いつもの様に袋を破る
薄い黄色の檸檬キャンディー
懐かしい味に
あたしは深い眠りにおちる
白い硝子に
薄く散らばる水玉模様
彼方を見つめても
その瞳は彷徨うまま
つまり 君がいない
サヨナラを告げた彼方に
耳を塞いだあたし
ホントは知ってるけど
あたしはまだ彼方を想ってやまない
会いたいよ ねぇ
揺らめく炎を
握りつぶしてみてもだめで
彼方を見つめても
あたしは見つめられないから
其れ故 切ないと
檸檬味のドロップ・キャンディーは
いつもそんな味がして
切なくて苦しくなるの
こんなにも愛おしい人
どうか消えたりしないで
あの日目の前で消えた
彼方は笑っていた。
|
|
|