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蜜
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作詞 h-ate |
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ひとりで挑むことを
君はきっと知らない
それでいい
君がくれたもの、大事にするからね
一段高いところから
旅立つ私
涙を振りきり、舞い上がった
思えば
がんじがらめみたいにして
いつの間にか
動けなくなっていた
二人
甘え合っていたわけじゃなくて
逃げていたのではなくて
ただ
初めて意思のようなものを
見つけただけ
この胸に咲いたのは
そう
折れそうに儚い罪
君が笑うと、血が逆流した
苦しくて
自分がどんなカオをしているのかも
分からなかった
甘い糸に引っ掛かって
逃れようとも思わなかった
絡みつく髪や指へと
流れる温度に
もっともっと、って
捕らわれにいったのは
何より私
出掛けるように飛び立つよ
空を見上げていて
きっと
羽を送るから
君が残したもの、まだこの胸に
蜜月の朝露に光った
君の
甘い残り香
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