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唯一の不変
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作詞 h-ate |
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重ねてきた気持ちを当たり前のように流していた日々
それが奇跡のように幸福だったことを知るのは
少しずつずれ始めたとき
喜んでくれると思ったのに
いつ言おうか
はやる心で想い巡らせてた
直球に?遠回しに?
なぞかけみたいにして困らせてみようか
強すぎる期待と高揚しかなくて
一日中あなたを待っている気がした
息を吐き目を伏せるあなたに手を伸ばすことも出来ず
空気と共に張り詰めたまま一日が終わる
この心(なか)にはいつだってあなたが詰まっていて
表情仕草吐息一つも見逃さずにいくらでも形を変えていた
だから
悲しいときも苦しいときも同じものを感じていたい
流れない歯がゆさ
流してくれない寂しさ
喜びだけでは掴みきれない真実(こたえ)
わたしたちが別々の人間であることを初めて知った
瞬間凍りつく冷たさ
わたしのしていた覚悟ではとても足りない
身構えてもそれがどれ程の痛みか分からないように
襲いかかる闇も傷をつくる衝撃も何一つ避け切れないまま
すれ違う手の平
そのまま心へと伝染するように開く距離
人間にはどうやったって抗えないものを総て運命と呼ぶのなら
人は祈ることしかしなくなる
だからわたしは掴みたかった
馬鹿みたいにもがき浅ましくすがりつく様を何より純粋だと思う
心が有るから痛む、死より苦しいことが在る
「知ってるけど愛してる」
変わらない止まらない
離れてても繋がっていてもあなたの指を辿り求めることは
変わらない止められない
傷つくために出会ったとしても
一瞬の愛しさを厚く固めて築き上げるから
あなたへの止まらない想い
これだけがわたしの
唯一の不変、唯一の真実
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