|
|
|
身の周りのもの
|
作詞 興信 |
|
自分の小ささを知ってから
その事実もポケットに入れて
ちゃんと笑えなくなったこと
その時 見上げた空が教えてくれたこと
絶望みたいな暗い物しか
生まれない 照らされない
僕の道の上に花が咲いたこと
その時 撫でた花が微笑んだこと
僕が今 立っているのは
そういうもののおかげ
朝になれば明るい部屋で
今までつけた壁の傷が
自分の目にも映ったこと
その時 この体を気付かせてくれたこと
いつでも確かに聞こえる声
僕が今 前を向けるのは
そういう声のおかげ
でも本当はみんな赤の他人で
何も話せないものたち
この体を持っているのは僕だけで
何もできない出来事たち
みんな みんな ありがとう
|
|
|