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「生きる」
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作詞 興信 |
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誰かの何かになるのは
とても心配で
手をチョキにして 笑顔でピース
近づいたらその糸をチョキン
人1人生きるのは
とても大変で
食べもの 水 太陽以外にも
何か必要なんだ
僕がこれを書いているということが
もう手を開いているということ
君がこれを読んでいるということは
もう糸を掴んでいるということ
世界は「生きる」ことを義務だと言う
先生は教科書を見て「生きる」べきだと教える
詩人は色とりどりに「生きる」ことを表現する
誰かが「生きる」なと言った
「生きる」とはこういうものだと、そこに残った
僕がこれを書いているということは
もう手遅れだということ
でも
君がこれを読んでいるということは
まだ間に合うということ
糸を手繰っておくれ
僕は、求めた答えがそこにあると思うんだ
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