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恵み
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作詞 心菜 |
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泣きそうな顔をして
僕を見つめている空を見上げる
その周りを心地よい風が
僕と空を包んでくれる
こういう感覚もこういう気温もこういう空も
僕は結構好きだな
ねえ どうして泣きそうな顔をしているの
ねえ どうして泣かずに我慢をしているの
泣いたっていいんだよ
君の涙を嫌う人間もいるけど
暑さに絶えながら必死に生きる植物や
水不足で水を求めている人間たちも
君の涙で その涙で
絶えられる 救われる そして 生きていく
君の涙がないと 君に素直になってもらわないと
つながっていかない 伝わっていかない命があるんだ
君の涙は 恵みなんだよ
だから 泣いていいんだよ 泣いてほしいんだよ
でも 涙を必死にこらえて
人々を照らし 笑顔を与える君も 嫌いじゃないよ
周りの雑音が 僕の耳に響いていても
あのメロディーが流れれば それ以外何も聴こえない
空に響き渡るように 透き通っているように 僕の耳に届く
あのメロディーを聴くたび 涙が出そうになるのは
素直に涙を流そうとせず 人々に幸を与えている君の 空の
意思が 決意が すごいと思うから
君の代わりに 僕が涙をこぼすんだ
その僕の涙も 空である君の涙のように
恵みであると、いいな
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