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愛箱
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作詞 心菜 |
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息苦しくなったとき
あなたのメールを 読み返してみる
幼いわたしたちなりの愛のことばも
あの時と変わらず ここにあるから
読み返しては切なくなるけど
それと同じくらい 安心するの
失うことはわかってた
あなたも あなたの心も わたしも わたしの心も
あの楽しかった日々も 長くは続かないこと
それだけは全部 最初からわかってた
でも 欲しかったの
いつかは失うものでも 傷つくことだと知ってはいても
いつまでも変わらぬ わたしたちのひとつひとつの「思い出」が
すべてを失った今でも 後悔はしてないよ
あなたがいなくても わたしがいなくても
あの大切な「思い出」たちは 今も変わらずここにあるから
のぞきたいときにのぞける 出したいときに出せる
それだけ近いところにある 大きな愛の箱の中に
「思い出」たちはただ 眠ってるだけ
愛の箱を取り出して 「思い出」たちを出したときに
あなたへのわたしの心が 切ないくらいふくらんで
やがてそれは 愛の箱から飛び出して あなたのもとへ
そのとき あなたの気持ちが
わたしと同じ気持ちだったらいいな、なんて
少しの期待を秘めて 愛箱につめよう
この素敵な「思い出」たちを
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