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はるのあさに。
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作詞 GI-DA |
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春一番と共に
東京から君の手紙が
白い雪まだいっぱい残る 田舎に住む
僕のもとに届きました
「来月には帰ってくるよ」との一言を見て
胸がふくらんで 心は小春日和
ワクワクしながら 待ちわびる毎日です
あの日見せた 君の笑顔と涙
今もまだ 昨日のできごとのように
ときめいている
昨年(きょねん)の弥生の空の下で
君は汽車に乗って 都会目指して旅立った
お互い成長することを誓い握手交わした
春の朝に 君はまた戻ってくる
きっと素敵な大人になっていると
僕は信じてる
雪がとけはじめた頃に
ふきのとうが顔出した
君ももうすぐ帰ってくる 田舎は少し
期待に満ち溢れています
遠くから列車が走る音聴こえた
朝日がまぶしい 光に包まれた
無人駅のホーム ただ一人立ち尽くして
君が乗ってた 思わずはしゃいだ
久しぶりに見た容姿はとてもキレイでした
二人の気持ちは今も変わらずに
花が咲き誇る 思い出の道歩いてた
話が自然とはずむ僕らの郷里道(カントリーロード)
春の小川に めだかたちの学校(スクール)
君と過ごした学生時代思い出した
懐かしい一日
早いものであれから一週間が経ちました
まもなく君が東京へ戻ります
涙拭って 「アリガトウ」の気持ち届けようと
腕いっぱいに手を振った
「また会おうね」の君の一言に
僕は強くうなずきました
列車が走りゆく姿を ひたすら見届けた
あの日の朝
次の朝になると 桜の花が
満開を迎えました 嘘じゃなくて本当でした
お互い立派な人間になると約束した
春の朝に 君はまた旅立った
もっと素敵な大人になっているだろう
今度会うときは
僕は信じてる
はるのあさに。
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