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ただ君のため
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作詞 ロスト・エンジェル |
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私の声は毒を持った棘
だから誰にも届かないようにしよう
私の目は蒼いフィルターで覆われて
だから恐ろしい夢を見てしまうの
冷えついた鳥の羽
薄い紅 色彩の罠
もうかすんで見えない
行きたい そこに行きたい
私が今でも仰ぎ続けるのは
私が闇の中でも立ち続けるのは
届けない そこに届けたい
私が今でも見つめるのは
私が光さえ憎まずにいられるのは
雲に誘われて歩き出しても
すぐ陽が照りだしてしまう
逃げるように木陰に走っても
鈍い光と音が私を震えさせるの
私の足元の風
寂しい月 夜に犯されて
今夜も這いつくばる
欲しいものは平凡さだと
口にすることすらできないでいる
目指すものなどないと
どうしていえるだろう この口で
私が見上げる空はいつでも
とぎれた蒼さしか見えずにいるのに
あなたの夢を見てしまう
今夜星のない夜をでかけよう
私が今でも仰ぎ続けるのは
私が闇の中でも立ち続けるのは
私が今でも見つめるのは
私が光さえ憎まずにいられるのは
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