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らくだ
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作詞 尾崎寿 |
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終わらない夢を見てる
ラクダの背中に乗って
砂埃が目に入る
灼熱の太陽が僕を見下ろしてる
自分の影すら蒸発して
流した涙ももう乾いてる
このまま眠ってしまおう
二度と目覚めないように
もし目覚めてしまうのなら
僕は砂になりたい
くだらない夢をみてる
星のない夜を見ていた
霞んだ月の光だけが
僕の目に突き刺さって痛いんだ
静まり返った夜は
毛布みたいに僕を隠してくれる
このまま死んでしまおう
二度と見られないように
もし見られてしまうのなら
僕は星になりたい
優しい言葉を思い出した
一つだけだ
そう
一つだけ
ただ必死ににしがみ付いて
離れない
もう
離さない
ラクダが笑った
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