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卒業の日
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作詞 東堂恭介 |
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"今日で最後やね"って呟く君の隣で
アタシはそんな実感さえなかった
澄んだ空気 尖った枝の向いた先を
ぼんやり眺めてた卒業の日
"絶対泣いてしまうわ"とか言わないで
アタシもこんなに涙腺高まってる
退場の前に優しい曲が流れ出した
目を閉じれば思い出が駆け巡る
修学旅行 はしゃぎすぎたよね
何でかな? 怒られたはずなのに
今じゃ笑い話になってる
いつの日か必ずこの日が来ること知っていた
ただそれが遠い未来にしか思えなくて
何気なかった日常が今はこんなに愛しいよ
ありがとう ありがとう ありがとう
また、ね。
回りくどく"サンキュー"なんて茶化して
本気で伝えるのが恥ずかしかった
結局好きな人にも仲良しの親友にも
最後まで言えなかった"ありがとう"
喧嘩も絶えず 仲直りとの繰り返し
何でかな? 素直になればよかったのに
今思えばただそれだけのこと
いつの日か必ずあの日の幼さも弱さも
真っ直ぐに受け止められる日が来るだろう
ずっとここにいたいって気持ちを抑えて
ありがとう ありがとう ありがとう
また、会いたい。
桜咲いてたこの校舎で
あの全てが蘇る校舎で
アタシはどれだけ学ぶことが出来たろう?
どんなに遠く離れても
思い出は消えたりしないよ
いつまでも
悲しさも嬉しいことも皆がいたから
分かち合えた この想いを胸に抱いて
今はまだ子供でいていいかな、ねぇ?
涙が止まらないのはここにいたいから
いつの日か必ずこの日が来ること知っていた
ただそれが遠い未来にしか思えなくて
何気なかった日常が今はこんなに愛しいよ
ありがとう ありがとう ありがとう
ありがとう ありがとう ありがとう
また、ね。
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