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誰もしらない始まり
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| 作詞 チロリアン |
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さあ前を向いて歩いていこうか
そんな時に限ってだ
ほんの小さな溝にさえ躓く
支えてくれていた補助輪に
いざ頼ろうとしてしまう
自分ではずしたことも忘れて
膝をつき、手をついた体は
返事など返ってくるはずがない
地面に助けを求めたりする
冷たさを手に感じ
抱かれていた身体は
違和感に包まれて
ゆるい膝ががたつく
感情が溢れかける
淋しさと侘びしさを
きゅっと呑み込んで
前を向きなおす
静かに立ち上がり歩き出す
ひたむきに進む僕の後を
幸せが零れてゆく
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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