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思い出のピアストル
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| 作詞 チロリアン |
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締め付ける静寂に
翠色の脈打つ滴がまいおりた
音も無く 水面を揺らし
呼吸も止まり 木々は無言で
透きとおる水色にふき抜けた
時空を吸い込むように
静寂と吐息さえ消しきった
無すら感じなくなった
僕らはまばたきもしないで
天から首を吊っている
運命が幕を下ろしたようだ
生命の限界を超えたようだ
息も希(ひかり)もない世界だからか
ピアスの心臓が脈打つ
あの時の気持さえ
君は昔のことだと流すけど
あの感情を あの時の風を
あの過去すらも 君は無情に
そして僕の寛恕は消え去った
風に揺れる世界をながめ
僅かな思いで「無が欲しい」
生きる意味を捜してゆく
君はうるおう翠を揺らし
満たされた日々と幸せを求む
信じつづける愛は永久に生きる
置き去られた愛は冷たくも燃える
耳の奥地で過去の声が色づいてゆく
死んだ言葉が芽を出す
吹き飛んでしまいたい
風に当たりたい
だけど風すらも声すらも
僕を透き抜ける
過去をおもい生きてきた僕に
もう今なんか無い
運命が幕を下ろしたようだ
生命の限界を超えたようだ
息も希(ひかり)もない世界だからか
ピアスの心臓が脈打つ
信じつづける愛は永久に生きる
置き去られた愛は冷たくも燃える
耳の奥地で過去の声が色づいてゆく
死んだ言葉が芽を出す
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