|
|
|
月舟
|
作詞 チロリアン |
|
美しいものを見てしまった
夕焼けの作者は神でしょう
朱と紺の絵の具を溶かした
水みたいに透き通っていた
これから闇にたび立つよ
今日の総ての不満で染まった
暗い暗い闇の中
一艘のゴンドラは一晩中
空が青く変わるとき
光を放ちきったお月様は空っぽに
地球から出られない僕らの
醜い気持ちを光に変えて
辛い悲しいその思いを積めた
黒い暗黒の空は天空を埋める
光の船は未来の力でそれを消し
朝への準備をたんたんと運ぶ
これから色付けを始めるよ
昨日の総ての不満は無くなって
青く白いビルの透間
幸せの光を今日も注ぐ
空が黒く変わるとき
光を放ちきったお日様は空っぽに
今日の総てを出し切って
明日の未来を月に托して
太陽が居るから 月は居る
月が居るから 日は昇る
月は照らす 夜道の隅も
太陽は照らす キスする喜びも
見えぬ夜が明日に繋がるのは
月舟に包まれた希望の光があるから
空が青く変わるとき
光を放ちきったお月様は空っぽに
地球から出られない僕らの
醜い気持ちを光に変えて
空が黒く変わるとき
光を放ちきったお日様は空っぽに
今日の総てを出し切って
明日の未来を月に托して
|
|
|
本作品の著作権は作詞者に帰属します。
|
|
|
|