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罪生(つみき)
作詞 沖神鍬司
闇の中で綺麗な蛾が独り 弱々しく
一点光る欠けた月へと 羽ばたき飛ぶ
途切れそうな命を削り削り

儚く脆い
硝子の夢
落として割れて
失くしたのは命

影の園で誰かの唄がただ 切れ切れに
古び崩れた墓の前で 永久に継ぐ
蒼い涙で命を抉り抉り

失くし亡くした
永久の結び
絶たれ埋められ
詠ったのは自壊

壊して創った僕の世界
在るのは何時も悲しみだけ
再構築を繰り返して また
創り続けたこの僕に
幾つ業が有るのだろう

屍の森で死んだ兵士が 絶え間なく
断罪と許しを涙流して 請い続ける
銀の刃で命ぐさりぐさり

泣いて笑う
血塗れ咎人
絶えて救われ
願ったのは蘇生

積み上げ崩した僕の世界
在るのは何時も絶望か
再構築繰り返して また
積み上げたこの僕に
償う命は幾つ

月は満ちて
唄は終わり
連鎖に終焉を告げる
血は流れて
叫びは静か
そのまま世界は死んでいく
悲し歪み
殺し恨み
連鎖に始まり告げる
罪は生まれ
自ら創り
世界はそれで創られる

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 罪生(つみき)
公開日 2007/08/15
ジャンル ロック
カテゴリ その他
コメント 積み上げて、崩して。崩されて。創るという事は、引き換えに業をも背負うことになるのです。
沖神鍬司さんの情報













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