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今、君は幸せですか?
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作詞 唄仔 |
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壊れそうなほど君の小さな手を 僕は優しく握り締めた
君の冷え切った手のぬくもりと 微かに香る君の涙の香りを感じながら
僕は小さく愛のメロディー呟いた
低く大人のほろ苦い音じゃなく 高く子供の酸っぱい音じゃなく
どこまでも響き渡りそうな甘い音を
聞き惚れるような音色で 君は僕を惑わす
いつも優しい笑顔をしていても 僕にはそれがとても泣いているように見えた
君の頑張っている姿を見ると どうしても助けたくなった
理由は簡単 君の笑顔が辛そうに見えてしまうから…
壊れそうなぐらい華奢な君を 僕は優しく抱き締めた
君の凍えそうな白い肌と 微かに残る君の心の傷の痛みを感じながら
僕は小さく恋のメロディー呟いた
濃いコーヒーみたいな味じゃなく 薄い炭酸水みたいな味じゃなく
いつまでも感覚を忘れない苺シロップみたいな味を
聞き惚れてしまった音色で 君は僕を惑わした
辛い時も辛いと言わないで我慢してる君は とても僕には痛々しく見えた
涙が零れ落ちそうな君の姿は 僕の深い傷として残ることになった
理由は簡単 君の無理な我慢強さで胸が苦しいから…
僕じゃ何もできないのだろうか? 本当に何もかも
君を守る事もできなくて 僕は辛くて生きていけないよ
いつも心配そうに見上げられると どうしたらいいか分からなくなった
そう僕はいつも君に包まれ守られていたんだね
永遠の闇に葬られても 永遠の光に葬られても
君がいない場所なんて考えられないよ
甘くほろ苦い愛と甘酸っぱい愛があるけど 僕は君とそんな愛をしたくない
どこまでも甘く一直線な愛を知りたい 誰にも教えられない愛を
君の悲しい思い出もすべて僕が消してあげるからね
理由は簡単 君の冷たい涙が心まで冷やしてしまいそうだから…
初めて君が僕に差し出した暖かい手を 二度と失いたくない
この手から君を離さないようにしたいけど 君もそれを望んでいるだろうか?
最初で最後の君の幸せそうな笑顔は 僕の涙に変わってしまった
君はこんな人生で良かったのだろうか? とても苦しい人生で幕を閉じるなんて
君が空に帰った日 僕は心から君のために泣いた
今、君は幸せですか?
君は僕のために泣いてくれますか?
そう考えたらまた涙が溢れて 頬をつたう
"今、君は幸せですか?"
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