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ボイス
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| 作詞 Mr.F |
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新緑のバイパスを
自転車で
走っている僕
昔と変わらずに
がむしゃらに
走っている僕
変わってしまったのは
後ろに
キミがいないことだけさ
一緒に通った喫茶店の
苦いコーヒーも
美味しく感じてる僕
あんなに笑ったネタも
思い出の
１ページになってしまう僕
変わってしまうのは
僕も
キミも大人になっていくからかな？
遠く離れて気づいたんだ
『僕』という人間がいるのは
キミとめぐり逢えたからだよ
遠く届かなくなってしまった
『キミ』という運命を知ったのに
僕の掌には掴めなかったよ
手にしていた運命に
「頑張れよ」って
小さな声を出している
あれからの季節も
懸命に
走り続ける僕
辛かった生活も
少しだけ
慣れようとしている僕
変わってしまったのは
朝の香りが素敵なことを
キミに伝えられないことさ
揺られる電車の窓に
見えるのは
少しだけ歪んだ僕
変わってしまうのは
すれ違ってしまったことを
キミと理解しあったからだよ
もう過去だって知っているんだ
『僕』という人間がいるのは
キミという歴史があったからだよ
もう過去になってしまったんだ
『キミ』という運命を知ったのに
僕の記憶しか残らないんだよ
残った記憶たちに
「ありがとう」って
大きな声を出している
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