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箱庭症候群
作詞 きなこ餅
憂鬱を飲み干したら空虚が遺った
鈍色の時間 溜息の分だけ増した
誤魔化すように笑ってみるよ

僕じゃなきゃ駄目な物なんて
乱雑な字で綴った日記ぐらいなんだ
他愛も無い日々に生かされる
僕の観察日記

こんなに色は溢れてる筈なのに
酷く 鮮明な何かに恋しくなるんだ
痛みを忘れるため?目立たせるため?
答えが溢れる前に唇を噛み締めた


曖昧を抱き締めては怠惰に埋もれた
純情なゴミは 懐古を繰り返し減らず
もったいないって聞き飽きてる

僕だけが知ってる物ばかり
安心だけが取り柄の部屋は優しいから
予定の無い白いカレンダー
捲り忘れていたよ

どんなに夢を広げようとしたって
いつも 心が制限をかけてしまうんだ
痛みを知らないから?知っているから?
どちらにしたって僕は弱虫なままだろう


自問自答をしなきゃ言葉を忘れてしまう
嗚咽を漏らさなきゃ心を枯らしてしまう
大丈夫 僕は僕だから怖がらないでよ


どんなに窓がすべてを見せつけても
僕は 薄暗いここから見ているだけだよ
痛みが癒えるまで?もう癒えないから?
ねぇ
冷たいガラスに映る君は一体誰だ?

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 箱庭症候群
公開日 2009/10/28
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 確かなことは、曖昧だということだけ。
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