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真昼の星
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作詞 きなこ餅 |
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木漏れ日の歌を 眩しそうにする
揺れる草の間から 君に手を伸ばした
届いたと思った瞬間のことで
膨らんだ野原 撫でながら微笑んだけど
真昼の星は隠したまま 堕としてさ
はじめましてを 涙と呑み込むよ
その後ただ只管に溢れたものたち
夏空の青に溶かして 抱き締め合おう
あの日よりも もう少し優しく 君を
水飛沫の痕を 遺してしまった
爽やかな風の中 死んでしまうだろう
開けた途端にパタンと閉じて
繰り返す鼓動 打ち寄せて遠ざかったまま
真昼の星は眠ったまま 堕としてさ
さようならって 言葉を吹き込んだ
風船は届くかなって僕は見上げたけど
波間を君はぼんやり 見下ろしてる
真っ黒な影 色鮮やかな世界 だけど
はじめましてを 未来と呑み込むよ
描いたあの未来図を色づけていけば
夏空の青に染まって 歌声さえも
暖かな光 君と夢見た世界 だけど
真昼の星は隠したまま 堕ちたんだ
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