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口笛
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作詞 きなこ餅 |
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懐かしい静かな校庭で目を瞑れば
たくさんのはしゃぐ声が聴こえる
その中できっと僕は大好きな君と
手を繋いで 笑いあってたんだろう
北風に染まる真っ赤な頬と手と耳と
愛しいその面影は今でも忘れない
暖かい吐息が 春を呼んでる
あぁ そうだった
あの日お互いの夢を語り合ったね
恥ずかしい程大きな夢を教えても
馬鹿にせず「すごい」と言ってくれて
だから僕は今日ここまでこれたんだ
静かに 口笛を ヒュルルルル
眩しい 昔に ヒュルルルル
古ぼけたセピアの写真に目を向ければ
いろんな輝く顔が並んでる
もう名前も解らない人 でも共に過ごした
同じ教室で 同じ黒板に向かって
寒空から降る白い蛍 儚く溶けて
悲しくでも優しいソレが美しすぎて
頬に舞い降りて 涙と混ざった
あぁ そうだった
あの日みんなと歌を歌い泣いたっけ
もう逢えないと思う度に苦しくて
でももう迷わないと決めたんだ
だから僕は今日ここまでこれたんだ
メロディーに 重ねて ヒュルルルル
もう一度 過去に ヒュルルルル
独りの 校庭で ヒュルルルル
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