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ポケット
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| 作詞 きなこ餅 |
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約束を交わさなくても
赤く火照る、指先。
青空はさっき落として
淡く燃える、鼻歌。
奇跡は起きたのだろう
遺されたのは、現実。
大切は壊れやすいから
当然に変えて、後悔。
ブランコが 影と揺れる
伸びる遠く伸びる 切なさを
あなたは 隠すように笑って
けんけんぱ 離れる背中
烏の羽ばたきに掻き消されて
呟いた ぽつり そして
散りゆく木の葉 けんけんぱ
追いつけやしないのに
逆上がり廻り巡って
また還ったの、鉄棒。
残滓がそこら中で
あの日をまた、再生。
フラミンゴ 片足立ち
飛んで堕ちて堕ちて それからは
あなたを 今でも探してる
かくれんぼ さよなら探し
過ぎ去る自転車の音だけが
気付いた ぽとり なみだ
裸の木の影 もういいかい
まだ焼きついてる痛み
約束を救えなくても
赤く火照る、指先。
夕焼けをさっき落として
もうすぐ消える、鼻歌。
けんけんぱ 見えない背中
北風吹き付けて瞼閉じる
呟いた ぽつり それは
ぼろぼろの木の葉 けんけんぱ
ぼろぼろの言の葉
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