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綻び
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作詞 きなこ餅 |
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夢見がちな白黒の虹
春を想い 顔を出した
小さな綻びを 抱いて
前を見つめられずに
掴めないものが多すぎて
掴める筈だったものを見落としただけ
そう言い聞かせて
あなたの影を追いながら
少しずつ道がずれ始めた
迷ったけど 悲しくないから
悲しくなんかないから
振り返らないで
羽が折れたのは折ったから
理不尽なら 私が抱える
隠れた何かを 抑えて
苦しさを否定したの
思い込みの脆い使命感
宥めた傷を知らず知らずまた傷つけ
痛みで忘れようと
あなたの瞳が揺れ動く
止めどなく心が零れだす
余計なことは 知らなくていい
あなたは知らなくていいのに
私が泣くから
困ったように笑うあなたから
差し出された手 そっと握って解ったこと
いつ間にか忘てた
委ねるということはこんなにも温かくて
愛しい
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