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Imitation flower
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作詞 きなこ餅 |
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記憶に塗れた手で撫でたのは虚空
貴方の幻影が点滅する度に もう
足が立ち上がることを 忘れてしまうから
言葉より深く 深く私に伝えてよ
それが弱さだって良い 貴方を教えてよ
何も知らないまま 腐敗を辿るのは嫌なの
噛み切った空気と共に 孤独が肺を満たした
真実を告げる現実が 消滅へ導くのが怖くて
鮮やかすぎて 疑ってしまうくらいに
保とうとしたこの愛はまるで Imitation flower
警告を無視した耳 聴こえたのは嗚咽
それを自らの唇が漏らしていると
気付かないまま笑顔を 造ってしまうの
残酷にも甘い 毒をどうか口づけて
夢へ堕ちるのならそれで 構わないと謳う
誰も見当たらない 輪廻を彷徨うのは嫌なの
どこまでも重い暗闇の 多さに肺が破裂した
引き裂いた自分が 如何なる最後を迎えるかは
解りきってて せめて枯れを知らずにと
永遠で固めた愛はまるで Imitation flower
いつか 貴方が還ってくるならば
あの時の私のままの姿なら 見つけてくれると
叶わぬ奇跡をそれでも願って
Imitation flower
胸に抱いて
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