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DEEP-SEA FISH
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作詞 きなこ餅 |
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細波に抗うことも止めて漂う体
ゆっくりとゆっくりと岸から離れていく
だから怖いんだ 独りになるのが解るから
服に 皮膚に 染み込んでいく深い闇
誰もが持っているであろう 不安の海
騒いだ後の静寂に気付くのは 孤独以外にはない
DEEP-SEA FISH どこまでも沈んでしまおうか
光があるから 哀しみだけが見えてしまうんだ
何もない暗闇で 生きている意味もないけど
DEEP-SEA FISH もう幻想に溺れてしまいたい
束縛はないし自由も元からないから
ゆったりとゆったりと夢へと堕ちてゆく
だけど怖いんだ 二度と色に出会えないようで
青と 黒が 広がるだけの景色にも
いつか朝陽が昇るであろう いつの日か
けれども「いつか」を待てる程心は 孤独には強くない
DEEP-SEA FISH いつまでも浮かんでいられるか
光があるから その遠さにも気付いてしまうんだ
何もない暗闇を 突き破れる勇気もないけど
DEEP-SEA FISH もう現実に立ち迎えないみたい
DEEP-SEA FISH ただ遠く遠く流されていくんだ
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