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箱舟
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作詞 きなこ餅 |
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さて
どこまでも不安定な箱舟に身を委ねよう
心地よく染み付いた過去を 全部捨てて
嫌いじゃなかったけど 進まなきゃね
泣き出した空 絶え間なく波に揺れる体
ずぶ濡れの温度は震えて それでも青空を待つ
無限に続く霧雨の世界 切り開いて 瞳よ
泡末夢幻の明日 まだ消えないで だって
天真爛漫の未来 まだ沈まないで だって
だって 僕はまだ 進めるんだから
そう
誰だって孤独なんだ 目を逸らしているだけ
静寂を舞う穏やかな風が 雲を攫う
そろそろ心の声を 聴かなきゃね
晴れ渡る空 幾筋も降注ぐ光に
でこぼこの野原は煌めき もう一つの空を映す
今なら淡い蜃気楼の夢 掴めるはず てのひら
順風漫歩の明日 まだ消えないで だって
自由奔放の未来 まだ沈まないで だって
だって 僕はまだ 生きてるんだから
だから 僕はまた 漕ぎだすんだから
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