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花火の残り香
作詞 きなこ餅
つめたい夜風 夏窓の隙間から転げ落ちた

眠らない星が手を叩いたら
あなたは夜を纏って咲いた朝顔

おそろしく静かに 黒々と滲んで
伝えたいことなんてないから
消えてしまえって願った
流れ落ちて

花火の終わりが遠い空で鳴いていた


涼やかな夢 暗がりで揺れていた風鈴の

薄らいでしまうすべての色たちに
あなたはひとつひとつ名付けてはにかむ

とだえない明日を 白々しくても
伝えたいことなんてなくても
あなたがいるなら それだけで
溺れていく

花火の残り香 僕の窓で咲いていた


あざやかに刻んだ 間もない光は
伝えたいことをかき消してく
あなたは何を願ったの
雪崩れ落ちて

花火の抜け殻 遠い空は白んでいく

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 花火の残り香
公開日 2017/09/19
ジャンル その他
カテゴリ その他
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