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赤い水溜まり
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作詞 きなこ餅 |
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真紅の唇 告げた「さようなら」
視界に散る同じ色の飛沫
それに彩られ倒れた君 震える僕
死と生は真逆の陰と光
一瞬で暗闇へは逝けるけれども
一方通行 もう戻れないから
赤い水溜まりの 虚ろな瞳から
零れた涙は何を意味したのか
その答えはもう分からない
君の抜け殻 動くことはない
けれど今にも動き出しそうな指
黒く輝く銃を君は 僕に向ける
死と生は実は紙一重
苦しい思いもすぐに消える筈
一回零円 簡単に楽になれる
赤い水溜まりの 銃を拾う
火照った躯に冷たい銃口
響く歌声 正しくは悲鳴
赤い水溜まりの 二つの屍の
穏やかな顔 何に魅入られたのか
その答えはもう分からない
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