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拭えない罪
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作詞 きなこ餅 |
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楽園を求めて 静かに滅んでいく躯
大切な想いは貴方に振り払われ消えた
過去に縛られ 未来へ進めない心を
どうか どうか終わらせてほしい
群青の涙が光り 闇へと堕ちる
白と黒と白と黒と白と黒と
走馬灯のように駆け巡る記憶に
いまはただ 背を向けるだけ
細い足に巻きつけた鎖の行方は
この下の暗闇へ 仄暗い地獄へと
閉じた瞳 噤む唇 途切れる言葉
ここから先は 光り無き時が流れる
突きつけた刃が緋色に染まる 貴方の血で
狂った叫びに震える星屑たちの声
温もりが終わる 優しさが終わる 終わったから
だから だから独りにしてほしい
血の色で錆びた肌 拭えない罪
赤と丹と朱と紅と緋と赫と
地平線の先でせせら笑う貴方の幻に
いまはただ 目を伏せるだけ
細い指に握られた拳銃の銃口は
この私の心臓へ 冷たく向けられて
止まる世界 動く鼓動 響く銃声
そこから先は 音も無い夜が広がる
そこから先は 音も無い夜が広がる
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