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贈る春
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作詞 きなこ餅 |
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想いを伝えることは もうないのかな
胸の奥に募らせた あなたへの言葉を
堪えたら 涙が押し出され 溢れた
廊下ですれ違う時 放課後見かけた時
いつも眩しくて きちんと見れなかったから
今日は瞳に焼き付けておきたかったのに
涙で全部滲んで 見えないよ
飛び立とうと 翼を広げたあなたを
呼び止めるつもりなんてないけれど
心の片隅であなたをつなぎ止めようと
想う私は どうしようもない程バカで
あなたが強いことは 誰より知ってる
ずっと星のない闇で 彷徨ってきたもの
一筋の光 見つけたから もう大丈夫
あなたの笑顔が好き あなたの瞳が好き
全部大好きだよ だから余計別れが辛い
今日は笑顔で静かに見送りたかったのに
涙が頬を濡らす 笑えないよ
旅立ってゆく 大きなあなたの背中
呼び止めるつもりなんてないけれど
追いついてみせるとあなたの面影に約束
そんな私の どうしようもない片想い
今はただそっと あなたへ春を贈りたい
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