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スパイラル
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作詞 亜紀人 |
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橋の上から川の中を覗いた
歪んだ影が水面に映る
背景が消えた。
何も無くて透明
歪んだ空も消えてしまった
スパイラルに巻き込まれてしまう
世界さえも吸い尽くされそうだ
無力感感じては息を吐く
少しだけの感傷を抱きながら
川沿いの道 震えながら歩いた
下弦の月を睨みつけたまま
暗闇が裂けた。
月の霜の陰から
支配者の眼が見下ろしていた
夜の闇に溶け込んだ影
この世界を生きられるのか
名前は無い 強がりもない
少しだけの命の火、灯しながら
産声を上げた。
太陽も笑ってた
支配者の眼は安らかに見えた。
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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