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傷だらけ
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作詞 ハート |
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裏切りがどれかなんて今更わからない
すれ違い 責めること
責められることさえ混ざり合い
脈を打った 痛いくらいに
幸福なウタを唄えない僕は
ただずるずると引き込まれていく
きっと僕の中では囁いた
悪魔が住み着いてしまった
長い夜が怖かった
始まる朝が怖かった
形のないものに怯え
瞼を閉じられなかった
信じることで救われると知っても
何一つ信じることができない
悪夢はまだ醒める気配がないから
出口を求めている
何度打ちのめされても何も変わらない
誤魔化しながら生きてきた
けれど強い風で糸が切れて
マリオネットは飛ばされた
透明な涙なんて流せない
過去への憧れを背中に隠し
狂ったオルゴールが鳴り響く
臆病者と嘲っても
十の約束を破った
嘘だって平気でついた
降り積もった罪の雪に
窓を開けてから気付いた
探さなくてもあることはわかるのに
探さないとないことに気付かない
ぞっとするほど綺麗で冷たい声に
知らぬ間に焦がれていた
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