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失ったもの
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作詞 翆瑠 |
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誰よりも純粋な少年は 夢を求めて走り出した
誰に嘲笑われても 泥だらけになっても関係ない
少年の目は 期待と自信に満ち溢れていた
昔の夢をみた 無性に泣きたくなった
泣きたいはずなのに
なぜか 涙は出てこなかった
あぁ、自分は夢とともに 泣き方さえも忘れてしまったのか、と
思ったら乾いた笑いが口から漏れた
いつからだろう 走ることをやめたのは
自問自答してみた
でも 答えは出てこなかった
あぁ、自分は夢とともに希望さえも失ってしまったのか、と
思ったらもう何にも出てこなかった
誰よりも純粋な少年は 夢を見ない大人に
世間の目を人一倍気にする大人になった
少年の目は 残酷な現実を映していた
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