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モノクロ
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作詞 M.cart1eR |
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白い息が終わり告げる
真綿のような貴方は
「繋ぎとめていたの」と
寂しそうに言って
細く白いその腕を
急ぎ足で掴んで
「コレが望んだもの」と
悲しみに暮れた日
数えていた?
一人きりの夜
渇いたように
いつか貴方が
教えてくれた言葉
この手から離れていった
もしも、もしも
消えていく時が来たら
何も言わず去っていくよ
花は芽吹けど気付かずに
鼻につく艶かしさ
『いい加減にしてよ』
木霊する虫の音
外れていた?
何時からなんだろう
ソレを見上げて
歩いていた
歩いている?
歩いていける?
もう歩けないよ
きっと
思い返せば
あの頃から世界が
歪んで見えていたんだ
解ってはいた
僕は自分自身で
飛び込んでいった事を
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