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自分
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作詞 human |
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誰かに寄り添いたかったのかもしれない
何かを壊したかったのかもしれない
誰かを愛したかったのかもしれない
何かに守られたかったのかもしれない
誰かと一緒に居たかったのかもしれない
何かを消したかったのかもしれない
届かせたい事がある
忘れてしまった事がある
全部覚えていないが
とりあえず俺は 人間と言う生き物らしい
生まれたとたんに 言語と言うものを教わって
それが出来ない事を 障害と言うらしい
名前と言う称号をもらって 返事をしなくてはならない
見知らぬ同胞を 親として敬わなくてはならない
届かせたい事がある
忘れてしまった事がある
全部覚えていないが
何故俺はここにいるのか それを思い出す暇もない
法というレールに沿って 踏み外さない様に歩かなくてはならない
バレない様に脱線して歩くのが 才能と言うものらしい
届かせたい事がある
忘れてしまった事がある
全部覚えていないが
死んで無になったら 全部思い出せる気がする
お金と言う紙っぺらがあれば 嫌と言うぐらい楽になれる
お金と言う紙っぺらがなければ 誰かが不必要とした排泄物に
しがみついて生きていくしかないらしい
届かせたい事がある
忘れてしまった事がある
こんな世界で ドブの様な人ゴミの中で
他人に倣って破壊されていったからさ
でも
思い出せないから 何も知らないから
それを知るために
僕は 生きているんだ
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