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手袋
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作詞 human |
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もう右手にも 手袋をはめていいんだね
いつも繋いでいたこの手に 残る悲しみは
ウールがそれを 忘れさせるよ
別に手編みでもないけど 君がくれた
携帯電話をいじるのを 邪魔している
でもおかげで 思い出さなくていい事を
忘れていられる気がする
ただ なんとなく あんなに
君を愛していた事に
僕は何だか理由を求めていた
それに運命という 言い訳をつけた
そのむなしさを 手袋は知っていた
ただ あんなに 笑顔がこぼれて
君を愛していられた日々に
僕は何だか価値を決め付けた
それに当たり前という 名前を付けた
その悲しさを 手袋が伝えた
ただ あんなに 寒い日々でも
心が温かかった意味に
僕は何にも気付いてなかった
それに浅はかという 説教をした
僕の手袋が 教えてくれたんだ
そして どんなにいい素材だって
心は自分自身が温めるしかない事を
手袋は 分かっていたんだ
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