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ウツシヨ ユメノナカ キミトボク
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作詞 蒼閣永 |
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首からぶら下げた
憂鬱の足跡に
重たげなまぶたを開けて
君から奪った
羽根を握り締め
微笑んでみる
ある日雑踏の中
肩がぶつかり合う中
微笑を浮かべ続ける
そんな君を見つけた
この世のものでないような
柔らかな微笑みは
嘘で塗り固められた
この世界に絶望しているようで
君が首から提げていた
たった一つの羽を
君から引き千切って
どこへも行けないように
その羽を奪って逃げた
君は追いもせず
ただ黙って微笑んでいるから
羽を返した
けれど・・・
羽があっても帰れない
ここに雁字搦めに縛られて
この世界から逃げ出せない
だから羽などあっても意味は無い
この絶望から逃れる術を
それは持たないから・・・
天使なのかもわからない
でもそんなようなものすらも
絶望させる
こんな世の中ってどんなんだろうか
でも僕らには普通になった世界
絶望なんて感じない
首からぶら下げた
疑問のかけらを
君の羽に縛り付けて
この世界に飛ばしたら
君は応えてくれるかな
絶望に見た夢
うつし世に消えた君
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