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真っ直ぐな君へ
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作詞 茉桜 |
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同じ街で同じ景色を見てきた 季節の移ろいには必ず君がいた
当たり前すぎて 君が僕にとってどんな存在かなんて 考えたこともなかった
同じ夢を追いかけることになった僕らは 特別なこの世界に染まっていった
時にあの雨の夜を振り返ってしまう僕は 今すぐ君の胸に飛び込みたくなる
僕らの歯車が少しずつズレ出したのは あの日の突然の告白だったんだろう・・・
「もう限界だよ」 ふと君がもらした言葉は 君の想い全てそのもので
ずっと気付かないフリをしてきた僕を放ってはおかなかった
今までごめんね 君のまっすぐな想いが突き刺さるようで怖かったんだ
でも自分以外のためにあんなに涙を流した君の姿は
あまりに眩しかったこと 今でも覚えているよ
大人になった僕らは 一度の過ちも無かったことにはなかなかできず
後悔と罪悪感 そればかりに捉われていた僕は 君を避けた
何でも理解り合えていたはずだった それでも予想を越えていた想い
昔のまま あの無邪気な頃のままなんて容易くないね もう遅いよ
君の長すぎる片想いを 振り切れば振り切る程 あの日が蘇る・・・
「幸せなのか?」 そう君がいつも聞く理由は 僕の幸せを願っているから
幸せじゃない時の僕を見る度 抱き締めそうになる
自分を責めたね そんなに僕を大切にするのはあまりに切ないんだ
ただ僕は始める勇気が無かっただけ・・・
君との何十年に背を向けられない・・・
時々考える・・・この先君以上に僕を想う人なんて 永遠に現れはしないだろう・・・
「愛してる」 そのまっすぐな言葉にも 「一生守る」 その強い決意にも 全てに
曖昧にしか答えることができなかった僕が変わらなきゃ
今までごめんね 君の一途で純粋な想いが 痛くって大事すぎて
僕みたいな弱虫が受け容れることは難しいの・・・だから・・・
僕のいない今日を明日を・・・生きて・・・
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