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終わらない旅
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作詞 涙のピエロ |
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誰もが皆 旅をしている
己自身が 消え逝くまで
終わらない旅を ずっと・・・
少年は旅をしてる
彼が消えてしまうまで ずっと
終わらない旅をしてる
彼は独りで 旅をしてる
共に 旅をしてきた者達は
この終わらない旅に
自ら区切りを付けて
この世界から 消えてしまったから
彼は 孤独という物を知ってる
誰かと共にいることの 喜びを知ってしまったから
彼が 独りで旅をしてると
ある一人の少女と出会った
彼女は 独りで旅をしてると言った
良かったら共に 旅をしたいと言った
彼女も少年と 同じ経験をしてるようだ
だからこそ 独りで旅をすることが
怖くて仕方がなかったのだろう
彼は迷った
彼も 独りが怖くて仕方がなかった
だけどそれよりも
彼が怖いのは
彼女がいつか 自分の目の前から消えてしまった時に
再び襲いかかる 孤独感だった
彼は断った
いつかまた 重い孤独に襲われるくらいなら
このまま独りでいることに 慣れてしまった方が楽だから
彼女は悲しい瞳をしてる
その瞳が 彼の脳裏に焼きついた
彼は別れを恐れた
出会いを憎んだ
そしてこんな
愚かで弱い自分を 恨んだ
彼は旅をしてる
彼が消えてしまうまで ずっと
これからも独りで
終わらない旅をしようとしてる
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