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月明星稀
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作詞 ふぁんとむ |
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今宵も月は妖しく輝き
星は静かに瞬いている
君は空に輝く幻想的な月のようで
全ての心に光点(とも)す
でも僕の輝きは脆く儚い星のようで
全ての心に陰り生む
君が纏っている夜という名の漆黒のドレス
白銀に輝く君の躰はより一層月に映えて
君を蝕む病魔もが君の引立役にされている
僕を掻き消そうとする夜という名の漆黒の闇
星屑のような僕の輝きはより一層微弱になって
稀薄な僕では君の引立役にすらなれなくて
君は空に輝く幻想的な月のようで
迷い人進む路照らす
でも僕の輝きは脆く儚い星のようで
人を惑わす分岐点のよう
君が纏ってる死という名の最期の瞬間(とき)
死して生気を失っても尚一層君は美しく
開くことの無い瞳から雫一滴こぼれ落ちた
僕を掻き消そうとする絶望という名の最後の感情
生きる意味を失った僕の輝きはより一層澱んで
未来見続ける瞳から涙止まらず溢れ出て
君は空に輝く幻想的な月のようで
見る者全てを惹き付ける
でも僕の輝きは脆く儚い星のようで
見るもの全てを不安にさせる
君は空に輝く幻想的な月のようで
見る者の自由を奪い人操る
でも僕の輝きは脆く儚い星のようで
見る者に自由と試練与える
今宵も月は見る者全てを狂喜へと誘(いざな)い
星はその傍ら静かに跪いている
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