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あの日はそう金曜日
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作詞 ジャンボSS |
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当たり前なのに 打ちのめされた
あの日は確か あの日はそう金曜日
君へ届けと 貴方に宛てた手紙
いきなり手紙ごめんね 今日は大事な話があるんだ
あの通学路の君ん家近くの小さな公園の ひとつしかないベンチにいるから
汚い震えた字で書いた手紙を ポストにいれて突っ走る
冬支度を急ぐ木々たちが 僕に寒いねって言ってきた
頷く僕の肩を 風が通り過ぎる
沈む太陽 あの日はそう金曜日
消えかけた街灯の点滅 僕の影がウィンクしてる
そんなに強い人にはなれないよ
明るい人家の明かりたちが 僕を慰めてくれているの
ありがとう だけどごめんね
今日だけは一人にさせてくれ
空を見上げた 星たちが綺麗だ
あの星みたいに僕も
自分に自信がもてる日が くるのかな
風の音も強さを増し 僕の心を芯まで冷やす
足取りは重く 突っ走る元気もなく 今にも膝から崩れ落ちそうだ
僕の足下に 絨毯を敷き詰め 雪たちが笑う
君の優しさ嬉しいよ だけど大丈夫だから
今日だけは一人にさせてくれ
遠くから近づく君の声が 僕を驚かせる そんなはずは・・・
息をはずませながら 僕を呼びとめ
誇らしい笑みで僕の前に立って 手紙読んだよって言ってくれた
いま気持ち伝えるよ 好きで好きで君と一緒にいたい
・
・
『私もです・・・』
影のウィンクも雪の絨毯も 慰めてくれてありがとう
こんな温かいあの日はそう金曜日
記念日にしようね あの日はそう金曜日
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