|
|
|
未来列車
|
作詞 雨弓 |
|
さあ走り出せ 僕の未来列車
乗客はただ1人 がらんとすいた揺れる密室
一方通行 後戻りは出来ません
腹をくくって扉くぐったあの日から
僕は止まったままで なのにどんどん進んでく
孤独の寂しさ 君には理解できるかい?
もう走り出した 僕の未来列車
ほほを伝う冷や汗しか 現実味のない世界
ついに進むと決めた 僕の足は
まっすぐ隣の部屋を標的に定め 確実に歩み寄った
ドアをひとつくぐると 響く車内アナウンス
初めて止まった 僕の未来列車
足を踏み入れてきたのは 僕と同じ位のひとりの少年
次の部屋に進むたび 乗客は増えてった
景色にはやっと 色だってついた
凍った表情に笑顔も生まれた
そして思い出した いつかの僕の未来の夢
走り続けろ 僕らの未来列車
進むと決めた道に さえぎるものはない
いつのまにか築いた 僕の居場所
ああそうだった こんな未来、過去の僕は望んだろ?
もう戻れなくたって 後悔しない
心だって 残してきていない
ただ前へ進む 僕らの未来列車
進む道は 僕ら次第―――――――
|
|
|