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舞雪
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作詞 YOH |
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暖かい日差しの春を まるで拒んでいるかのように
今年で始めての 空から降り行く白い雪
白銀の世界を バックに背負ったあなたは
笑顔で笑いながら 「雪だね。」って僕に話しかける
震える君の手のひらが 僕にとってはいとしくて
何度も何度も握ろうとしては すぐに引っ込めたりの繰り返しで
あなたの事を想う気持ち 確かに僕の胸にあって
でも僕があなたに好きだって 伝える時はまだまだ先の日々で
僕の心の中に積もる雪 風が吹くたびに舞い上がって 心の中で優雅に踊りだす
君の笑顔や全ての仕草が さらに強い勢いで雪を降らせ 頭や心をかじかませる
1日雪は降り 外をいつもと違う世界に替え
小さい頃の 雪遊びが頭をよぎった
いつもはおとなしい 雰囲気を持つあなたでも
眼の色を輝かせて うれしそうに外を見ている
一段と雪は降り 止む事の無い勢いで
それなのに僕の心は どんどん温まってゆく
眼が合っているだけでいい 2人でしゃべるだけでいい
君が笑っていればそれでいい 君のそばにいれたらそれでいい
僕の心の中の雪は 徐々に徐々に溶け始めてゆく それなのに僕は何も出来ぬまま
そんな僕を知ってか知らずか いつもの笑顔を僕に向けて 君は再び僕を悩ませる
これまでずっとつのった思い 1日も忘れずあなた想い
でも想像すると気持ち重い これもまたきっと愛した証
晴れた空包む白い舞雪 あなたへの気持ちさらに強まり
もうすぐ訪れる未来を待ち 最高の日々を過ごしてやるぜ
もし辛い日々の未来が来ても それもまた恋の形
これからどんな事が起きても
立ち止まらない 振り返らない 後悔しない
雪は溶けて見える次の世界が....
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