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赤い花
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作詞 dnalocin |
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花が咲くぞ 花が咲く
肉食の花がもうすぐ咲くぞ
咲かないうちに逃げちまおう
つぼみを残して逃げちまおう
突然変異の不幸と食欲
骨まで砕く歯が生えて
すみまで舐める舌ができ
鉄をも溶かす消化液
捕まれば最後 朝ご飯
捕まれば最後 昼ご飯
捕まれば最後 夕ご飯
噛まれれば最後 デザートはでぶがいい
もうすぐ咲くぞ 肉食の花が
花が咲く 花が咲くぞ
逃げちまおう 逃げちまおう
花を置き去り 逃げちまおう
つぼみの時代は終わった
赤い花びらの時代が来た
白い歯は肉に餓えてしょうがない
飛び散ろう肉片 味わおうご馳走!
捕まれば最後 私のご飯
捕まれば最後 私のご飯
私のご飯はどこかしら
私のご飯が見当たらない
あいつらみんな喰べてやる
一匹残らず捕まえて
踊り喰いにしてやろう
温かい脳 温かい心臓!
私は目が見えないの
近付いたものは とりあえず喰っちまおう
残酷な微笑み 真っ白い歯
油断したら最後 頭蓋骨を噛み砕かれる
胃腸肝臓はパンにはさんで
目玉と腕はスープで煮ましょ
美味しそう よだれが止まらない
美味しそう 妄想が止まらない!
呪われた植物は燃やしちまえ
寝ているところを襲ってやろう
さすがのあいつも死ぬだろう
さあ 火を用意しろ!
ご飯の匂い 肉と血の匂い
よだれが止まらない幸せ
燃やせ 燃やせ 呪われた花を
燃やせ 燃やせ 呪われた薔薇を
あっちの方角 私のご飯
待っていて すぐに喰べてあげる!
見えたぞ 呪われた花だ
みんな喰われるな 燃やしてやろう!
飛び散れ肉片 残酷な微笑み
油断したら最後 捕まれば最後
温かい脳 赤い花びらの時代
燃やせ 燃やしてみろ
燃やせ この止まらない食欲
燃やし尽くせ 哀れな喰べ物
まるで赤い花を恐れるように
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