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千夜の恋
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作詞 dnalocin |
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波も草も虫さえも
静かな寝息をたてる
首筋にナイフを添えて
沈めてみても気付かない
冷たい吐息が包み込む
優しい闇の薫り
いつまでも踊っていたいよ
時計の針は眠らない
凍えるくらい蒼い月が
星と共にうたうよ
"妖しい光 幽閉の我"
ざわめく森が応える
"兄様 貴方は 幸せでしたか"
人も夢も現すらも
嘘の病に過ぎぬ
今はこの声に溺れ
幻に想いを馳せよ
荒れる砂塵が包み込む
激しい蹄の鼓動
いつまでも聴いていたいよ
時計の針は眠らない
凍えるくらい蒼い月が
星と共にうたうよ
"洋燈の怪 我こそが神"
ざわめく森が応える
"神様 貴方は 幸せでしたか"
蕩けるくらい赤い太陽が
鳥と共に囁く
"哀れな王 賢い女王"
繰り返す千夜の恋
魂攫う唄
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