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ピエロ
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作詞 おく |
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もしも僕が必要なら
呼んでくれ
ちゃんと聞こえる声でだよ
もしも僕が必要ないならば
僕がこの世で呼吸をしなくなった時
泣くと言った
その涙は何のため?
必要ならもっと
この僕を欲してくれ
そうじゃないと
僕が僕の必要性を疑うんだ
誰かに頼って
独り立ちできなくて
「人は一人じゃ生きられない」
ホントなのかもしれないよ
怖いんだ
ホントは
この世界に取り残された自分を
頭に映し出すと
「じゃあ僕は何のため」
それに返事はないし
答えも出そうにない
そこで僕は振り払う
「そんなこと・・・!!」
この世に溢れる
愛やその類の言葉が
異様に羨ましくなって
僕がいなくなったら得することが
何一つないと言って
愛してくれ
そんなこと考えて
目をぎゅっと閉じて
そっと そっと
頬を濡らして
これまたひどい顔してるだろなぁ
共に泣いてくれ
その涙が僕の命であり
救いとなる
僕がいなくなって誰かが救えるとしても
その誰かは泣くのかな?
それとも僕を生かすかな?
どっちでも構わないから
今は共に泣いてくれ
そしたら僕に答えを見つけられるはずだから
流れる涙にも
「ありがとう」って言えるから
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