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堕天使の行方
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作詞 一樹の影 |
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堕天使はどうなるのでしょう
誰も手を差し伸べてくれない、哀れな堕天使は。
神はこの真っ暗な闇の世界で、私にどう生きろと?
ただ私は言いたいことを言っただけですが何か?
神様なんてこの世に要らない。
彼方が欲しいのは自分だけの手駒でしょう?
捨駒なんて盤の外から弾き飛ばすんです
邪魔だから、必要ないから、消えてほしいから。
人の事なんてどうでもいいんです。きっと。
天使は神様の子供なんて誰が言ったんでしょうか
天使は神様の捨駒。これからはそう言ってもらいたい。
白き翼を外されて、この傷付いた羽でどうしろと?
あの場所へ戻られるのなら、神様だって殺します。殺せます
今の私は堕天使だから。
そう思いながら私は笑う。漆黒の闇に響き渡る自分の声に
恐怖を覚えながら。
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